溶接遮光フェンスの目的と可視光線透過率
溶接、熱切断の際に発生する、人体に有害といわれる強い紫外線を遮断し、溶接作業、熱切断の際に周辺作業者の目の安全を守ります。

- 溶接遮光フェンスの特徴
- 溶接、熱切断の際に発生する有害な紫外線、可視光線を遮光し、周辺作業者の目を保護します。
- 固定足・キャスター式、自立型と増結可能な接続型、透過率の異なる溶接遮光シートが用意され、作業や環境によって様々な使い方が可能です。
複数台が連結可能な溶接遮光フェンス
自立型と接続型を組み合わせることにより増結可能ですので、作業環境にあった遮光が可能になります。


シート色と可視光線透過率
可視光線透過率とはシートの外側から内側に通過する可視光線の割合です。遮光フェンスシートは色によって透過率が違います。使用状況に合わせて使い分けが必要です。

注意事項
- レーザー溶接の遮光用途には使用できません。
- 溶接面の代わりに使用することはできません。
- 火花受けの用途には使用できません。(シートは防炎加工が施されておりますが、可燃物です。)
- メーカーによって、シート色による可視光線透過率が異なる場合がございます。
選び方ガイド
- 用途に合わせて、可視光線透過率からシートの色を選んでください。
一般的に透過率が高い順で、イエロー、ブルー、グリーン、ダークグリーンがあります。 - 単体型(自立可能)か接続型(自立不可能、単体型に接続して拡張する用途)を選んでください。
使用する範囲が広い場合は複数連結して使用可能です。
ページ掲載の情報はココミテVol.3を元に作成しています