トラックシートの選び方と耐用年数
トラックやダンプの荷台に使用し、積載物を守るカバーです。最も多く普及しているベーシックなエステル帆布から環境に優しいオレフィン系シート、鮮度維持のための遮熱シートやアスファルト運搬用の2層構造シートがあります。その他、トラックの荷台以外にも野積みシートとして採用されたりしています。
- トラックシートの特徴
- トラックの荷台カバーとして雨・風・雪・日光などから商品を守ります。
- 荷台からの荷物の落下・こぼれを防ぎます。
- 野積みカバーとして使用できます。
- 軽トラ、1t、2t、2tロング、4t、10t用など種類があります。
生地タイプの特徴
- ポリエステル帆布
- 長期使用タイプ。引き裂きに強い。
- ポリエステルターポリン
- 中期使用タイプ。軽量で扱いやすい。
- PEシート
- 短期使用(使い捨て)タイプ。
- クールシート
- PEシートにアルミ蒸着を施したシート。熱線の反射と寒気の遮断でシートの内側を保冷保温。中期使用タイプ。軽量で扱いやすい。
- ポリエステル繊維(両面シリコンコーティング)
耐熱ポリエステルフェルト+ポリエステルターポリン - アスファルト合材の輸送に。
トラックシート耐用期間の目安
トラックシートをしっかり荷台に固定して利用した場合の、耐用期間の目安です。風でのはためきや天候によって劣化し、耐用期間(寿命)は大きく変わってきます。
トラック参考荷台サイズ
メーカー・車種によってサイズは異なりますので、注意してください。荷台サイズに積荷の高さをプラスしたサイズがシートサイズになります。
トラックシートの標準サイズ表
トラックシート商品に適合車種の記載がある場合は、そちらもて参考にしてお選びください。
1号 | 軽トラック平張り用 |
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2号 | 軽トラック高積み用 |
3号 | 小型(1t〜2t)トラック平張り用 | 4号 | 小型(1t〜2t)トラック高積み用 | 5号 | 大型(2tロング〜4t)トラック平張り用 |
6号 | 大型(2tロング〜4t)トラック高積み用 |
注意事項
- トラックシートには、ハトメ(シート周囲の穴)が付いていますが、ハトメに大きな負荷は破損の原因となります。負荷を分散させるために、多くのハトメを同時にお使いいただくことをお勧めいたします。
- トラックシートを長持ちさせるには、ゴムバンドでしっかり固定し、風になびかないようにしてください。
選び方ガイド
- 用途に合わせて、生地の種類、色、サイズを選んでください。
トラックの種類(軽トラックや2tトラックなど)が同じでも荷台サイズは異なることがあります。 - 実際に寸法を測って希望のサイズに合うか、確認してください。
- ゴムバンドが付属しているものとしていないものがあるので確認してください。
- ハトメピッチ(cm)を確認してください。
ページ掲載の情報はココミテVol.3を元に作成しています