シャックルの種類とJIS規格

シャックルは、吊り荷を持ち上げ移動させるクレーンに使用するスリングと重量物を安全確実に連結するもっとも基本となる吊り金具です。

シャックルの特徴

シャックルは、U字形の連結金具で、工事や建築現場など様々な場所で活躍してます。

吊り荷を持ち上げ移動させるクレーンに使用するスリングと重量物を安全確実に連結するもっとも基本となる吊り金具です。

大きく分けてボルトタイプ・ねじ込みタイプがあります。

ボルトタイプとねじ込みタイプ

ボルトタイプ

ピン形状：常設、ローラーを使用した場合に使用します。

ねじ込みタイプ

ピン形状：頻繁に取り外しすることがある場合に使用します。

シャックルの形状

ストレート型

一般的な形状で広く利用されています。

ストレート長型（U字型）

矢板引き抜きに使用します。

バウ型（O字型）

スリングを2本掛け時にスリング同士が重なりにくいです。

JISシャックルについて

JISシャックルはJIS B 2801-1996規格において、4つの等級（M級、S級、T級、V級）が制定されました。

選び方ガイド

• 吊り荷の重量を確認してください。
• 使用荷重（t）を確認してください。
• サイズ・材質（鉄・ステンレス）・表面処理（黒・メッキ）を確認してください。
• シャックルは、ボルトタイプ・ねじ込みタイプを確認してください。
• 作業現場に応じ必要であればJIS規格品をお使いください。

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