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ハンガーレールの部品名称・部品の選び方

ドア・開閉扉などの重量建具や治工具、半製品などを吊るすためのレールで、ドアハンガー製品として主に工場や倉庫などで利用されています。上部の軌道用のハンガーレールと下部軌道用のガイドレールがあります。

ハンガーレール
ハンガーレールの特徴
重量建具や重量シートカーテン、作業工具吊り、モノの運搬など様々な用途で利用できる。
ガレージや物置の扉用から工場・倉庫用のドアハンガーまで幅広い扉質量に対応している。
汎用性のあるスチール製、サビに強いステンレス製、軽くて強度のあるアルミ製など、用途環境に応じた材質を選べる。
ハンガーレールのパーツ

パーツの組み合わせにより、天井付けや壁付けができ、吊り車の種類も多く、特にスチール製は荷重範囲が広いため使う目的に合わせた選択ができます。

マテハン部品の車は、特にモノを吊るすことを目的に設計されており、車どうしがぶつかって傷つけあったり、割れたりしないようになっています。

ドアハンガーの各部品名称

ドアハンガーの各部品名称
ハンガーレール
内側を吊り車が走行するための軌道で、スチール、ステンレスの標準品があります。
ハンガー車
複車と単車の2種があり、吊り下げ荷重や用途に応じて使い分けます。扉の直線移動用としては複車をお使いください。
受金具(ブラケット)
ハンガーレールを構築物取り付ける受金具で壁面取り付け用の横受と天井面取り付け用の天井受の2種があります。
継受
ハンガーレールのジョイントに使用し、天井継受と横継受の2種があります。
サイドカバー
ハンガーレール端部のブラケットにはめ込んで使用し、端部の目隠しにします。
戸当り
ハンガーレールの内溝にねじで止め、扉の位置決めに用います。
エプロン/プレート
吊り車と扉体とをつなぐ金具で、エプロンは主に木製の扉に、プレートは鉄製の扉に用います。
ガイドレール
ガイドローラー用の軌道で、スチール、ステンレスがあります。
ガイドローラー
吊り扉の下部に用い扉の揺れ止め、風によるあおり止めに使用し、鉄製扉用のガイドローラー、ボルトタイプガイドローラー、木製扉用の枠付ガイドローラーの3種があります。
ボトムストップカバー
ガイドレールの溝内にビス止めし、ガイドローラーの当たりとしてし、扉の位置決めに用います。

マテハンとは?

マテリアルハンドリングの略で、物を運ぶ、動かすという意味です。
各種器具・製品の移動、電動ツール、エアツールや電線ケーブルの吊り下げなどに適しています。製造ラインや組立ライン、作業場、ハウス内など用途・重量に合わせて選べる部材も豊富です。

マテリアルハンドリング

注意事項

  • ハンガーレールは、必ずブラケット(受金具)を使い、450mm〜500mmピッチで取り付け、1つのブラケット間に2個以上の吊り車が入らないようにしてください。
  • また、耐荷重いっぱいで使うより、余裕のあるレールを使用する方が車の寿命が長くなります。

選び方ガイド

  • 吊るすものの重さ(kg)を確認してレールを選んでください。
  • 材質・サイズ・長さ(mm)を確認してください。ハンガーレール寸法
  • 用途や使い方によって、ハンガー車や部品を選んでください。
ページ掲載の情報はココミテVol.3を元に作成しています

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